事例紹介
経営の分析や経営改善計画の策定
認定支援機関としての万全のサポートで、ものづくり補助金の採択に繋がる
補助金は中小企業のニーズに応える制度ですが、その仕組みなど、全体を把握するのが難しいケースも多いです。本件では認定支援機関としての書類作成や有効な対応策のご提案により、ご希望に沿うことができました。
相談内容
工事関連会社の経営者様から「会社としてさらに進化するために、最先端の設備投資をして生産性向上を図りたい」と相談をいただきました。さらにそれを機会として、ものづくり補助金制度にも申請できないだろうかというお考えでした。
※ものづくり補助金(ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金)とは、中小企業庁主幹の国の補助金制度です。中小企業・小規模事業者が、生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行う場合に、設備投資等に補助金が出ます。補助上限1,000万円・補助率1/2の一般型と、補助上限500万円・補助率1/2(小規模事業者の場合2/3)の小規模型の2つのタイプがあり、公募は複数回にわたって実施されます。
提案と解決策
ものづくり補助金の採択を高めるためには、先端設備導入計画と経営力向上計画の計画書を作成して申請を行うことが重要です。これは今回ご相談いただいたご希望にきちんと沿うことができますので、この両方の計画を一緒に進めることのメリットをお伝えした上で、ものづくり補助金制度申請に向けたご提案をしました。
さらにそれに加え、税制優遇や、金融機関からの融資利用におけるメリットもお伝えし、その点でもご相談主には納得していただきました。
結果とポイント
認定支援機関であるティグレの情報を活用して書類を作成、先端設備導入計画と経営力向上計画の同時申請を行いました。
両計画とも無事に認定され、ものづくり補助金の審査加点に大きく寄与し採択まで至りました。金額的には上限1,000万円に近い額を受給できました。またご相談主には、導入設備の減価償却計算におけるノウハウ、固定資産税の減免、金融機関に対するアピールなど、今回の一連のご提案におけるメリットを実感してもらえる結果となりました。
ご相談主は、ものづくり補助金制度は知っていたものの、申請には色々と手間がかかりそうだと感じていたそうです。そうした中でティグレ発信のメルマガを見て、ティグレが認定支援機関であり、そのサポートを行っていると認識したことから、本件をご相談されて実現につながりました。ティグレは今後も、事業者の皆様にとって実践的に役立つ情報発信をしていきます。