取引先の貸倒リスクや入金遅延に備える「取引信用保険」とは
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東京商工リサーチの発表の通り企業の倒産件数は増加の一途をたどっております。事業者にとってもこのような状況から貸倒リスクの意識が高まって来ていることと思います。こうしたリスクに備えるのが【取引信用保険】です。
取引信用保険とは
取引信用保険は、取引先の倒産や入金遅延により事業者が被った損害を一定金額補償する商品です。
ご加入にあたっては保険会社に取引先や取引金額等を報告する告知書を提出致します。対象とする取引先についは総ての取引先となりますが、一定数以上で売上高上位〇社とか売上高の上位〇位~〇位までの取引先といった選定も出来ます。
保険会社は告知書を基にして取引先の補償の可否や補償金額、保険料が保険会社より提示されます。加入を検討しても事前に提出する告知書の作成が面倒だと思われる事業者がいる反面、告知書を保険会社へ提出することにより保険会社の引受条件を与信管理の参考とする事業者もいらっしゃいます。
最近では告知書なしで業種と売上高、補償金額の上限(1社あたり)だけで加入が出来る簡易型の商品も出ております。こちらのタイプは補償金額は限定的ではありますが、全取引先(新規取引先も含めて)が対象となるため、事業拡大をお考えの事業者にもおすすめな商品となっております。保険料も通常のタイプよりかなり安くなっております。
取引信用保険に加入されるメリット
①貸倒損失の早期回収
②与信管理の充実と向上
③対外信用力の向上(仕入れ先や金融機関、株主)
簡易型であれば、告知書・審査不要でほぼ全ての取引先の売掛金を自動で補償出来る内容となっております。
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株式会社ティグレ 営業部保険課 生命保険・損害保険、少額短期保険に携わり15年以上。 |
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