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建設キャリアアップシステム(ConstructionCareerUpSystem)とは、若い世代が安心して働き続けられる建設業界を目指すため、技能者の保有資格・社会保険加入状況や現場の就業履歴などを、業界内で横断的に登録・蓄積して活用する仕組みです。
2023年度から原則義務化されており、今後は公共・民間工事を問わず、あらゆる工事で導入されていきます。
登録者は2023年10月末時点で 技能者約130万人、事業者約24万者 となりました。
概要
建設業界の高齢化や担い手不足といった課題を解消するために、各技能者の経験や能力の見える化、処遇の改善をシステムに登録蓄積することにより若い世代へステップアップを促す目的で、2019年4月から建設キャリアアップシステム(CCUS)の本運用が開始されました。
国土交通省は、同システムの導入スケジュールについて「運用開始初年度で100万人の技能者の登録、5年で全ての技能者(330万人)の登録を目標とする」と述べています。また、2020年1月には外国人技能実習生のCCUS登録義務化が施行されています。
建設キャリアアップシステムのメリット
建設キャリアアップシステムは働く人だけではなく、企業側にも多くのメリットがあります。取引先や注文者に対し、自社の従業員の技能や経験をアピールできます。また、労務管理や事務作業を軽減する効果も期待できます。
◆事業者のメリット
・優良な企業だとアピールできる
・元請け事業者に対しても技能や経験をアピールできる
・従業員の離職防止ができる
・経験や技能に応じた処遇が実現できる
・労務管理や現場の事務作業の簡素化と効率化ができる
・まじめな技術者の確保につながる
◆技能者のメリット
・経験や技能に応じた正当な処遇が実現できる
・適切な退職金を受け取ることができる
・転職に有利に働く
代行申請が可能です
2022年2月より建設キャリアアップシステムの代行申請が、行政書士に限り認められることとなりました。
・元請から建設キャリアアップシステムの事業者登録を急かされている!
・どのような書類を集めればいいかわからない!
・パソコンが苦手でインターネット申請の方法が分からない!
・登録をしたいが時間がとれなくて面倒!
そのような方は、申請経験豊富な行政書士法人ティグレに是非ご相談ください。
▼料金
事業者登録申請 33,000円/1事業者
技能者登録申請 33,000円/1技能者
1人親方(事業者・技能者) 55,000円
登録後の変更申請 11,000円/1申請
【事業者登録料】(実費) 有効期限5年
【技能者登録料】(実費) 有効期限10年
インターネット 2,500円(簡易型)/4,900円(詳細型)
認定登録機関(窓口) 4,900円(詳細型のみ対応)
カードの紛失や破損による再発行 1,000円
【管理者ID利用料】
管理者IDは、システムを管理・運用するために必要なIDであり、事業者登録料とは別に毎年利用料の支払いが必要となります。(事業者登録をすると必ず1IDが付与されます)
1ID 11,400円(税込)
※1人親方の場合はID利用料は2,400円です。
【現場利用料】
システムにおいて現場・契約情報を登録した事業者(元請事業者)に対し、当該現場における技能者就業履歴情報の登録回数(現場に入場する技能者の人日単位)に対する利用料金
1人日・現場あたり 10円(税込)
(行政書士法人ティグレ 久本みさき)