イベント・セミナー情報

日時	2023年8月7日（月）午後4時～5時30分
場所	Web（ZOOM開催）
申込み・費用	参加費無料 お申込：次のページ内フォームからお申し込みください。 ⇒終了しました 共催：一般社団法人関西中小企業研究所、株式会社ティグレ

セミナー内容

2021 年夏、 Yahoo!のヘッドラインにも載って話題になったケースを、

旧店主ご本人に説明していただきます。

「ちんや」は元々身内に後継者がなく、店舗ビルの老朽化が酷かった為、

この2つの問題を自身の 55 歳(2020 年)を目途に決着させようと考えておられました。

そこへコロナ禍が来て、話は一気に進捗、

21 年夏に事業承継先を決めて一時閉店、22年春新体制で再開業されました。

資産のうち不動産は不動産会社に売却、営業権は大手外食の「WDI」社に譲渡されました。

「WDI」社は海外他社ブランドを日本に導入する実績のある会社で、

元のノウハウやストーリーを大切にする社風なので、スムーズに移行。

スタッフも大多数が移籍されました。

そもそも店のノウハウ(「ちんや」の場合「適サシ肉」)やストーリーが活き続けることが

事業承継で肝要(経営者の DNA は「二の次」)と住吉史彦氏は考えます。

これはレアケースであるものの、今後の大事業承継時代において

ご参考になるとの思いでお話しいただきます。

講師プロフィール

元「ちんや」六代目店主

住吉　史彦　氏

住吉　史彦　氏

●元「ちんや」六代目店主(2001年~2021年)(現在はアドバイザー)●1965 年生まれ、浅草寺幼稚園・浅草小学校を経て1988年慶應義塾大学卒業●主な仕事=2017年「適サシ肉」宣言、A5等級の使用を止める。商標登録。2016年溶き卵にヨーグルトを入れる。2008年「すきや連」(=日本初のすき焼き屋の団体)の結成に参画、「旗振り役」兼事務局長に就任、31回の会合を開く。●受賞=「勇気ある経営大賞」奨励賞(東京商工会議所、2018年)●著書=『浅草はなぜ日本一の繁華街なのか』(2016年、晶文社)、『読み継ぎたい　すき焼き思い出ストーリーの本』(2015年、自費出版)●役職=浅草料理飲食業組合副組合長(2017年~)