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料理を通して世界を巡る楽しみを提供コロナ禍の苦境を打開すべく、レストランを開業ちょっと手伝うつもりが、本腰を据えることに「二次会での利用が多いバーは特にJR鹿児島中央駅から東に歩いて5分ほどの場所にある多国籍料理店「タケマチヒーザン」がオープンしたのはコロナ禍の2021年8月のことだ。代表の加納俊也さんは同駅近くで、140種類ものウイスキーをそろえるバー「ヒーザン」を2004年から営んでいたが、コロナ禍で客足が遠のいてしまっていた。大きな影響を受けました。それに比べてランチ営業をしているレストランは比較的お客さんを集めていたので、状況を打開するためにレストランを開けないかと考えました」。ホテルが直営していた1階部分のレストランを外部に貸すと聞き、そこに決めた。「人通りの少ない隠れ家的な場所でしたが、チャレンジしてみようと思いました」と語る。採用した料理長から「コロナで海外旅行へ行く楽しみを失った人たちのために、せめて料理を食べることで世界を巡る楽しさを味わってもらいたい」という提案を受け、多国籍料理を出すことにした。最近の人気は昨年の秋から始めたスペイン料理のコースだ。「タパスとピンチョスの盛り合わせは華やかで歓声が上がるほど。海外の珍しい料理をそろえているので、どんな料理なんだろうと興味深げに注文してくださいます」と店を取り仕切る妻の里砂さんは、多国籍料理ならではの楽しみについて語る。当初はランチタイムとテイクアウトを中心に営業を行い、バー「ヒーザン」の常連客に支えられながら、厳しい時期をしのいだ。店の運営は、会社員を辞めたばかりの妻、里砂さんが担った。銀行と人材関連会社での営業経験はあったが接客業は初めての経験だったという。「働き手が見つからなかったこともあり、開店時のサポートだけしてすぐに辞めるつもりだったんですけど」と話す里砂里砂さんのチャレンジを応援する俊也さんタケマチヒーザン22代表 加納 俊也さん東京鹿児島

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