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その後は、ホテルや飲食業などからの要望にこたえる形で、芽キャベツやサツマイモ、エダマメなど作物の種類を増やしていきます。そこで何より重視したのがおいしい野菜を作ることでした。そのための方法の一つが、地力を高めるために元気な微生物を増やすことです。地域の知り合いを頼って、栄養価の高い食品廃棄物があれば、それを土壌活性剤として活用する研究を重ねてきました。その一つが、チョコレートの製造過程で出るカカオの殻をペレット状にした「カカオペレット」です。糖質を多く含むことから土壌中の微生物が活発に活動するようになり、ソラマメの糖度が16度から28度まで上がり、生で食べられるほどになりました。ある時、大手種苗会社から「まだ売れるかどうかはわからないけれど」と新品種の白オクラの種の提供を受けた時には、緑のオクラより粘り気があり栄養価も高く、何より自分で食べてみておいしかったことからその将来性にかけることにしました。肥料の種類や施肥の方法など10通りほどのやり方を実験し、その中から最適なものを見つけ生産を順調に増やしていきました。ただ、新品種だけに売り先がなく「まずは食べてもらい、その良さを知っていただくことが先決」と、2年間は地元の施設などに無料配布していましたが、徐々に評判が広がり、現在では大手スーパーから「できた量をすべて欲しい」との注文が入るまでに人気が高まっています。また、味見をしておいしくないと判断した作物はその年は出荷しないというルールを貫いてきました。「スタッフが食べて問題ないくらいのレベルでも厳しく判断しています。カマタ農園の味が落ちたという評判が立てば、取り返しのつかないことになりますから」と鎌田さん。こうした、おいしい味を追求するために妥協を許さない姿勢が、「指宿にカマタ農園あり」というブランドの確立につながりました。試行錯誤を重ねながらも少しずつ作物の種類を増やし、リスク分散を図りながら作付面積を増やしてきましたが、農業は天候によって作柄が大きく左右されるため、つねにリスクが付きまといます。農業を始めて何年か経った頃、台風が九州南部を直撃し、作物が全滅するという憂き目に遭いました。途方に暮れていたところ、台風被害で破損したビニールハウスを再建する会社が繁盛しているという情報を聞きつけ、ビニールハウスの骨組みとなる金属パイプを曲げる仕事を請け負い、従業員の給料の支払いに充てました。「仮に農業の収入が途絶えたとしても、需要が多い業界で働けばなんとかしのぐことができる」という確信が得られたことで、たとえ不安定でも、農業を続ける自信が付いたそうです。農業の大きな課題である人材の確保についても、早くから外国人の雇用を積極的に推進してきました。現在、19名の従業員のうち、約半数をフィリピン出身者が占めています。また、以前はトラクターや人手を使って防除作業(病害虫や雑草の駆除)や肥料の追加を行っていましたが、ドローンを導入することで作業時間の短縮や資材コストの削減につなげています。ドローン活用のメリットは、単に省力化だけにとどまりません。従来使っていたトラクターを農園に入れなくてもすむため、土を柔らかい状態に保てるほか、トラクター用の通路を確保する必要もなくなり、作付面積を広げられるという利点も生んでいます。「いずれは収穫した野菜を空港へ即座に運ぶこともできるでしょう」と、将来の物流へのドローン活用も見据える鎌田さん。さらにITツールを駆使して、スマホで気象条件や生育状況をリアルタイムに確認できるシステムも構築しました。これにより農場にいなくても、遠隔で的確な指示を出すことが可能となっています。人手不足の課題を、外国人労働者雇用とIT化で解決社員食堂で提供している惣菜のメニュー種苗会社と二人三脚で主力商品に育てた白オクラ小学校の跡地に導入した過熱水蒸気調理器32 差差別別化化をを図図れれるる新新品品種種のの生生産産にに挑挑みみ、、味味にに妥妥協協をを許許ささなないい姿姿勢勢ででブブラランンドドをを確確立立

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