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MVP投票制度で現場のモチベーション向上岩﨑さんのもとには、東北から沖縄まで全国から案件が持ち込まれる。なぜなら、全国に職人のネットワークを持っているからだ。「鹿児島の親方のもとに弟子入りして以降、さまざまな現場で多くの職人と出会い、人脈を築いてきました。大規模な案件があれば、福岡からだけでなく、全国各地に散らばっている知り合いの職人に声をかけて、現場に出向いてもらっています」。そうした大きな現場で実施しているのが「MVP投票制度」だ。工事を終えた後、職人にその現場で一番貢献したと思う人に投票してもらい、最も多く票を集めた人には賞金としているというだけでなく、だれよりも先に来て準備作業をしたり、飲み会で場を盛り上げたり、何でもいいのでチームが良い仕事をするために一番頑張ったと思える人を評価してもらっています」と岩﨑さん。そこで評価が高い人のデータは岩﨑さんの頭の中に刻み込まれ、次に現場を任された時の人選にも役立てている。投票制度は職人たちも毎回楽しみにしているという。常に新しい技術の習得にも余念がない岩﨑さん。数年前からは、車のボディの色を変えるために貼るシールミ複合板を下地に使い、その上にシートを貼ることで熱が逃げやすくなり、高温のフライヤーなどを置いても焦げ跡がつかないという。また、平面であれば、あらかじめ下地にパテなどを塗って平滑にしてからシートを貼り、曲面であればヒートガンを使って熱を当てながらしわができないようにフィルムを伸ばすスキルが欠かせない。「フィルムを貼る作業では、ヘルメットのような複雑な曲面に1枚のフィルムを全くしわを作らずに貼れるようになったら一人前と言われます」。親方のもとで3年ほど修業した後、シートの代理店に入り、その後独立して現在の地で自ら事業を起こした。創業してほどなく、現場で余ったフィルムやシートなどの資材をアウトレット品として販売するECサイトも立ち上げた。購入した人のためにシートやフィルムをきれいに貼る方法を動画に録り、YouTubeにアップした。その中には、1枚のフィルムをヘルメットに貼っていく動画もある。同業者からは「プロの手の内を一般の人に明かしてしまったら、自分たちの仕事がなくなる」と批判されることもあったが、「お客さん自身がきれいに貼れるようになって喜んでもらうことが大事」と利用者ファーストの姿勢を貫く。トや、猛暑対策として需要が増えている窓ガラスへの遮熱フィルムの施工などの案件も増やしている。「シートやフィルムの用途はあまりにも広すぎて、ひとことで説明するのは難しい」と、施工例をGoogle フォトにアップしてポートフォリオを閲覧できるようにしている。 そこに蓄積された多くの施工例は、岩﨑さんが35年間にわたってシートの世界で培ってきた実力を雄弁に物語っている。株式会社step本社内には各種のシート・フィルムの在庫をそろえている事業内容 /内装仕上工事業〒816-0912福岡県大野城市御笠川4-3-11-107https://step-company.biz/Googleフォトで過去の施工事例を見られるようにしている2310万円を手渡す。「単に技術に優れて

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