最後に用途に応じて使い分けることで、より効果的にAIを活用できるでしょう。また同じ質問をしても、それぞれのサービスで回答結果が違ってきますので、いくつか使用してみて好みのものを見つけるのも良いでしょう(図3)。ChatGPTをはじめとした生成AIは、私たちの生活やビジネスに大きく貢献します。しかし、AIはあくまでもツールです。人間の判断や感性と組み合わせることで、初めて真価を発揮します。また、AIの出す回答は必ずしも正確とは限りません。重要な情報は必ず人間が確認するようにしましょう。これからもAIツールはさらに進化し、活用シーンも拡大していくものと予測されます。そのような時代を生き抜くためには、AIを使いこなす能力が必要になってきます。ぜひ実際に使ってみて、自分なりの活用法を見つけてみてはいかがでしょうか。※一部、有料のChatGPT APIの使用を想定した効果も含みます【人的ミスの軽減】 データ収集や文書チェックなどの自動化により、ヒューマンエラーを減らす。【顧客満足度の向上】迅速な対応や常時体制のサポートにより、顧客サービスの質を高める。業務スピードの向上【文書作成の効率化】レポート、メール、企画書などの文案を短時間で作成。【情報整理の効率化】長文の要約やリストアップを素早く実行。コスト削減【人的コストの削減】 ChatGPTを組み込んだチャットボットにより、人員をかけずに顧客対応が可能。【外注コストの削減】 専門知識が必要な分野を社内で解決し、外注コストを削減。柔軟な対話や表現が可能で、汎用性が高くさまざまな用途で利用できる。Microsoft 365の各アプリケーションと連携し、単調な作業を軽減できる。画像や音声、動画も扱える。Googleの各アプリと連携する。高速なWEB情報収集で情報量が豊富。検索エンジンのように使える。業務品質の向上クリエイティブや IT業務の支援【アイデア出しの効率化】 ChatGPTとの対話から、新しいアイデアを生み出す。【プログラミング支援】 Excel関数作成やプログラミング業務の補助など、IT関連の業務に役立てる。プロンプトの書き方は簡潔でわかりやすい指示にすることが大切です。抽象的であいまいな表現や長すぎる指示は避け、伝えたい内容を的確に表現してください。便利なプロンプト文例集のWEBサイトもありますので、参考にしてください。例えば、「知識を得たい」「アイデアを出してほしい」「文章を作成してほしい」など、プロンプトを作成する目的をはっきりさせることが重要です。漠然とした指示ではなく、具体的な指示を出すことが重要です。例えば、「採用広告の文章を800字程度で考えてください。建設業で創業20年。従業員10名。責任感があり、チームワークを大切にする方に来てほしいです。」のように具体的な基礎情報、ターゲットや条件・要件を示します。一度に複数のことを指示せず、小さなステップに分けることで、より目的に合った結果が得られます。例えば文章を作成する時には、「タイトルと5つの小見出しを作って」のように、最初に大まかな内容を作成してもらい、その後で「各見出しのポイントをまとめて」と詳細を追加質問していくとよいでしょう。回答の形式を指定することで、望む形式の回答を得られます。例えば、「箇条書きで」や「表形式で」のように、出力形式を指定します。19図1 ChatGPTのビジネス活用の効果図2 プロンプト(AIに与える指示や質問)の書き方のコツ ▶️目的を明確にする ▶️具体的な指示を与える ▶️処理を分割する ▶️出力形式を指定する 図3 おすすめの生成AIサービスと、それぞれの特徴ChatGPT Microsoft Copilot Gemini Perplexity AI
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