たくさんの企業が魅力的な商品やイノベーションを披露し盛り上がっていました!求められつつある付加価値のある食材配膳ロボットに外国人材マッチングサービスもreferredRobotics(東京都千代田区)同EXPOは、「焼肉ビジネスフェア」「居酒屋JAPAN」の合同展で、出展社数は前者が101社、後者は139社、また来場者数は2日間で約1万5千人といずれも過去最高を記録した。会場では、付加価値のある商材を求める外食事業者の声に応え「大阪産名品ブース」のほか、こだわりの食材を持つ「生産者コーナー」が今年から新たに設けられた。「生産者コーナー」に出展していた㈱坂ノ途中(京都府京都市)は、化学合成農薬や化学肥料を用いずに栽培された野菜を生産する全国の農家とネットワークを結び、約500㈱P種類以上の野菜を家庭、外食産業向けに提供している。担当者は「訪日外国人旅行者の中にはオーガニック志向の方も多いため、オーガニック野菜を扱いたいという店が増えている」と話す。淡路島産の神戸ビーフを扱っている㈱嶋本食品(兵庫県南あわじ市)の嶋本育史社長は、「近年は健康志向から脂身の多い肉は敬遠される傾向にあり、脂身の少ないモモ肉や雌牛の肉が好まれている」と語る。また神戸ビーフといえば高級店のイメージがあるが「大衆的なお店でも差別化できる商品を一品だけでも置きたいという要望が増えている」と話す。会場では、深刻化する人手不足の課題解決に資する商品・サービスの展示も目立った。客席への搬送指示などがスマホで直感的に操作できるため、1人スタッフ、いわゆるワンオペの店舗での導入事例も多いという。中小企業省力化投資補助金の対象商品で、最大で導入費用の半額の補助が受けられる。は90万円で導入できる配膳ロボットを展示。国内最大規模を誇る飲食店、外食事業者のための専門展示会「外食ソリューションEXPO」が7月2、3ATCホールで開かれた。外食業界は、コロナ禍が明け活気を取り戻しつつある一方、人手不足、資材・食材の高騰などさまざまな課題に直面している。会場ではそれらの解決につながる商品・サービスが数多く展示されたほか、課題をどのように解決するかを探るセミナーも開かれた。日、大阪南港業界が直面する課題解決を支援外食ソリューションEXPO大阪で開催外食業界を取り巻く環境変化への対応をテーマにしたセミナーも数多く開かれた外食業界の関係者らで会場は大いににぎわい、2日間で約 1万5千人が来場した30
元のページ ../index.html#30