Plusone641
16/36

自社で営んでいる事業のうち、建設機械の売却益の一部をカンボジアの学校建設に役立てる。その学校で学んだ子どもたちに日本に来てもらい、建設業界で働きながら学べる環境を作るというもの。さらに日本で学んだ技術を母国に持ち帰ることによって、カンボジアの発展に寄与していただく。その循環をつくるプロジェクトを提案し見事受賞されました。◆受賞した新規事業の目的・カンボジアの教育水準を上げるための学校を建設すること。・ カンボジアの方に日本の建設業界で働いてもらうことにより、人材不足の解消につなげること。・高度成長期にあるカンボジアへ日本の建設技術を提供すること。◆上田卓三賞支援金の使用用途支援金の一部は、カンボジアの学校設立に使用。その他、学校建設の資金念出のため、建設機械販売事業の拡大にも使用しました。◆受賞後の事業活動状況支援で関わりカンボジアで設立された学校は、現在は国営となり、順調に運営されています。受賞後にコロナ禍となり、一時海外へ行く機会が途絶えましたが、活動は続けています。支援活動には自社の事業拡大が必要だと考え、日々奮闘しています。◆今後の事業の展望コロナ禍による行動制限がなくなったので、現地での活動もまた考えていきたいです。カンボジアへの支援を継続できるよう、建設機械販売の会社としてさらに発展し、描いたゴールを目指して挑戦していきます。受賞者天領建機商事株式会社(2019年度の受賞時は「株式会社髙下商店」)代表取締役 髙下 淳志さん事業内容は、ショベルカーを中心に、さまざまな建設機械の販売、買取、修理、検査、ファイナンスリースを行っている。2019年受賞16「発展途上国支援」アンコールワットの夜明けBusiness Report

元のページ  ../index.html#16

このブックを見る