Plusone639
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常にベストを尽くし上達する感動を多くの人に伝えたい最新の機器に加え、バンカー、アプローチグリーンも教われば変われることを自ら知る2023年6月に新設されたばかりのゴルフスタジオ内には24時間利用できるセルフ打席を含む5打席が用意され、うち2打席にはスイング解析機と弾道解析機が据え付けられている。最新の機器により自身のスイングや球の弾道をデータで見える化したうえでレッスンが受けられるため、スイング修正の理解度が格段に上がる。さらに驚かされるのは、打席のすぐ横にアプローチグリーンとバンカーも備えており、学んだことをすぐに実践に移すことで、体に覚え込ませることができるようになっているのだ。「今の段階で考えられる本物の環境を整えました。通い始めてからベストスコアを更新される方も増えています」と、代表の小谷陽介さんはその手応えをしっかりと感じ取っている。小さい頃から、野球、サッカー、テニスと、スポーツはひと通り器用にこなしてきた小谷さんは、中学2年生の時に親子ゴルフ大会に出たことがきっかけでゴルフに目覚めた。週に1回練習できる環境を求めてジュニアスクールに通い始め、広島県内のゴルフ名門校、瀬戸内高校へ進学する。中国大会の春の新人戦で71のスコアを出し、初日トップを獲ったことが自信になり、プロゴルファーになりたいという思いが強まった。だが、小学生からゴルフを始めた同級生との差はなかなか埋まらなかったという。卒業後は、県内のゴルフ場に練習生として就職し、昼間はキャディを務めた後スと練習場で球を打ち込んだ。しかし、自宅に戻ってから寝るまでの時間をだらだら過ごしている自分に「全身全霊ゴルフに打ち込んでいるか」と問いただし、練習時間を夜12時まで延ばしかなくなるまで打ち込んだ。それでも、プロテストの壁は厚かった。「レッ、15時から21時まではコー、1日数千球、指が開26「目の前のことに常に全力で取り組んできた」と話す小谷さんゴルフスタジオism代表 小谷 陽介さん東京広島

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