Plusone639
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ティグレグループには、外国人雇用相談に応じている「ティグレ事業協同組合」があります。弊社は特定技能制度における「登録支援機関」となっており、前回は本誌631号にて、ミャンマーにおける技能実習生の現地面接と同国の求職状況について紹介させていただきました。そこで今回は、外国人を幅広い業種に雇用できる在留資格である特定技能制度と、同制度を利用して海外で就労希望者を招聘した企業の事例についてご紹介いたします。「特定技能制度」は、深刻化する人手不足への対応策として、国内人材の募集を行っても、なお人材確保が困難な産業分野に限り、一定の専門性・技能を有した即戦力となる外国人を受け入れるため、2019年4月から実施されている新在留資格です。厚労省・経産省・国交省・農水省の管轄下で、介護、建築、製造、外食など12分野24業務区分において、ブルーワーカーとして日本国内で就労ができる資格です。在留資格は、「技能実習生」として良好に3年以上国内で実習が修了した者、または、所管省庁の実施団体が行う日本語による分野別技能評価試験と日本語能力試験N4以上など全ての試験に合格した者のみに与えられます。企業が雇用の際に懸念する日本語能力、産業分野経験や知識水準が満たされている人材を確保できるのは、人手不足に直面する企業にとっては大変魅力的な外国人雇用制度となっています。今回取材させていただいた特定技能外国人受け入れ企業は、飲食料品製造を行っている株式会社コムズライヴリ様。OEMによる受注商品やオリジナル健康商品などを有機JAS認定工場で一貫生産しています。取引商品数の増加に対応し、生産人員強化、国際感覚を取り入れた組織づくりを推進するために、外国人雇用に踏み切りました。代表取締役の小村周社長は、「社員みんなが健康で安心して働ける職場環境を心掛けている。採用したミャンマー特定技能外国人の方々も日本人同様に接 ティグレの活動報告や事業に役立つ情報をお届け外国人雇用支援雇用関係10個人求職者転職希望者国内外人材企業募集/選考/紹介登録支援機関業務委託登録支援機関受入企業計画実施事業所希望者登録支援支援委託契約関係支援計画実施特定技能外国人ティグレニュース■ 特定技能制度について中小企業・小規模事業者をはじめとした深刻化する人手不足に対応するため、生産性向上や国内人材募集の取組を行っても、なお人材を確保することが困難な状況にある産業分野において、一定の専門性・技能を有し、即戦力となる外国人を受け入れていく制度です。特定技能制度 ⇒ 外国人により不足する人材の確保を図る制度NEWS 01NEWS 04事事業業協協同同組組合合特特定定技技能能 ルルポポルルタターージジュュ人人材材不不足足のの解解消消とと、事、事業業発発展展をを支支援援ししまますす特特定定技技能能制制度度をを活活用用ししててTIGRE NEWS

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