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子張り職人を目指して中学を出て上京し親方に弟子入り。修行中の18歳の時、皇太子(現上皇)さまご成婚パレードの馬車の内張りを手がけるなど、早くからものづくりの才能を開花させてきた五百部氏。イヨベ工芸社設立後も、国会議事堂や迎賓館、歌舞伎座、東京スカイツリーなどに特注の椅子を納入してきた。その一方で、オフィスや一般家庭向けのオリジナル家具も製作。83歳を迎える今も新時代の家具デザインに情熱を燃やす現代の名工にお話を伺った。ものづくりジャパンVOL.01G7広島サミット2023のために製作された椅子301941年栃木県生まれ。中学卒業後上京して椅子張り職人に弟子入り。22歳で起業。「腕一本」の高級椅子製造技能士の先駆となり、国会議事堂や迎賓館、国技館、首相官邸などの特注椅子の製造・修理を手がける。その一方で、国内外の家具メーカーと提携し、デザインと品質にこだわったオフィスや家庭向け家具も製作。その長年の功績が認められて、黄綬褒章、旭日単光章を受章。また「現代の名工」としても表彰される。現在も社長職を続けながら後進の育成や新しいデザインの椅子作りに力を注いでいる。株式会社イヨベ工芸社代表取締役五いおべ百部 喜作氏椅子張りひと筋60年国会議事堂や迎賓館の家具も手がける「現代の名工」椅

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