※あくまでセルフケアですので、症状が心配な場合は医療機関にご相談ください。家の中でもできる運動を睡眠の質を高めよう12解消セルフケア早い地域では5月から梅雨が始まります。梅雨の季節が苦手な方は、体に余分な水分がたまっている可能性があります。また、湿度が高くなると「水のめぐり」が悪くなり、頭痛が起きやすくなります。特に、普段から乗り物酔いしやすく、寒暖差に弱い方は梅雨どきに頭痛がひどくなりやすいもの。日常でもできるセルフケアで頭痛と上手につき合っていきましょう。心と体が元気に!「季節のお悩み」第2回PROFILE漢方カウンセリング がじゅまる 働く世代やHSP※の健康をサポートする、神奈川県横浜市の漢方薬店。会社の人事責任者としての経験もある産業カウンセラーとHSPで漢方カウンセラーという夫婦二人体制で、仕事や人間関係の悩み、体調不良の相談に乗っている。カウンセリングでは漢方の基本や体質を分かりやすく説明し、健康になるための養生法やストレスへの対処法などを提案。首都圏のみならず、全国からの相談にもオンラインで対応している。Web:https://gajyumaru-kampo.com/※HSP(Highly Sensitive Person)とは、人いちばい繊細で、人の気持ちや光・音・においなどの刺激に敏感な人たちのことをいいます。雨が多くなり家にこもって運動不足になってしまうと、筋力が落ち血流も悪くなって、体がむくんで頭痛が悪化する原因にもなります。梅雨の間でも家の中でできる運動を習慣にして、汗をかいて余分な水分をため込まないことが大切です。激しい運動で汗をダラダラかくのではなく、じわっと汗をかける軽い運動がおすすめ。ヨガやストレッチ、ラジオ体操など、続けやすいものを取り入れてみましょう。睡眠時間が長くても短くても頭痛を起こすきっかけになり、予防には「毎日同じ時間に起きて、同じ時間に寝ること」が何よりの薬だと言われています。夜型の生活や週末の寝だめが続いてしまうと慢性的な時差ボケの状態になり、頭痛がひどくなることも……。寝る前にスマートフォンやパソコンは使わない、アルコール・カフェインの摂取を控えるなどを心がけて、睡眠の質を高めて頭痛を予防しましょう。19梅雨どきの頭痛におすすめのツボ手首のしわから指三本分下がったところ。梅雨どきに乱れやすい自律神経を整えてくれます。普段から押しておくのがおすすめです。「内ないかん関」梅雨どきの頭痛
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