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全国建設労働組合総連合東京都連合会首都圏建設産業ユニオン書記長聞き手ティグレグループ代表岡田達夫氏橘悦二中小・零細事業所の職人や一人親方を支援する組合建設ユニオンは、1都4県で建設組合員の加入理由で最も多いのが手当金、出産手当金などもあり、割安な保険料で有利な給付が受けられます。また、私たちが独自に運営している「労働保険」も大きなメリットのひとつ。仕事中の思わぬケガや、仕事が原因の病気などに労災保険が適用されるので、安心して働くことができます。さらに、退職金制度のない事業所の職人や一人親方のための「建設業退職金共済制度」(建退共)は、月々の積み立てと国の助成により、建設業を辞める時に退職金を受け取ることができ、退職後の生活設計に役立てられます。ティグレのお客様も小規模企業が中心で、特に建設業が多いので、建設ユニオンさんと協働する機会が増えています。岡田 そうですね。建設ユニオンも法人の組合員が増えてきて、会計・税務処理などでティグレさんのお世話になる事業所も多くなっています。 はじめに、建設ユニオンとはどのような組合かをお聞かせください。岡田 業に従事している人であれば誰でも加入でき、現在、小規模事業所の職人や一人親方など1万3千390人の組合員がいます。おもな活動目的は、建設職人が団結することで、職場と仕事を守り、健康と暮らしをサポートしていくことにあります。建設ユニオンに加入すると具体的にどんなメリットがあるのでしょうか?岡田 「建設国保」です。一般の国民健康保険(公営国保)と同じ保障を受けられるのに加えて、医療費の払い戻し制度や入院時の傷病親方から職人まで、建設労働者の仕事と健康を守る「建設ユニオン」32首都圏の建設現場を支えているのはさまざまな職種の職人たち。その仕事と暮らしを守る組合が首都圏建設産業ユニオン(=建設ユニオン)だ。そこで、同組合の活動内容や現状の課題、将来の展望などについて書記長の岡田達夫さんに伺った。

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